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Grand Theft Auto vice city ・・・・・・・・のテキストのつもりが、 結局GTAにとりつかれた男の妄言の続き
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いけいけ僕らのトミーちゃん 撃て撃て僕らのトミーちゃん 走って壊して殺して笑って 大きなヒノキに明日なろう!
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狂気のアメリカ 再び・・・・・・? いきなり頭のやられた一節で始まってしまいましたがやっぱりGTAの子はGTAなのです。 アメリカという国の狂気。 それ『だけ』がこのゲーム、GTAシリーズには詰まっておるのです。 さて、前作GTA3では、言いたいことだけ言って結局訳の分からない文章になってしまったことをお詫びしたいと思ったり思わなかったりします。 今回はようやくまともに(嘘)レビュー&ゲームの紹介をしようかなぁなんて。 まず、何故前作レビューがあんなものになってしまったのか。それから説明するとしましょう。 ひとえにそれは、GTA3という作品があまりに奇形だからであり、あまりに狂っていたから。 そしてGTA3が・・・・・・・あまりに美しかったから。(さぁ早くも狂って参りました いつものように) 警官以下国家権力の恐るべき攻撃性(放っておかなくても2秒あれば死)、 どう考えてもありえない無茶ミッション、 どうぞ煮るなり焼くなりと言わんばかりに多く存在する一般市民(もちろん巻き添え)、 チート(洋ゲーには必ず実装されてる裏技)使用後と使用前でがらりと変わってしまう世界、etcetc・・・ あまりに荒削りすぎて完成してしまったゲーム性がワタクシを狂わせたのです。 ・・・・・しかし。 GTA3の続編であるこの「GTA vicecity」においては、そういった要素がかなり薄れているのです。 前作が日本であまりに売れたため、日本向きになってしまったとでも言うんでしょうか? 確かに映像は驚くほど綺麗になりました。難易度も下がりました。武器だって増えた! でも(いや、だから と言うべきか)理不尽じゃないんです。汚くないんです。 バイクに乗れます。確かにスピード感があって楽しい。 ヘリに乗れます。確かにマップが一望できて爽快です。 しかしです。 正統派(と言っていいのかどうか)のミッションが増えすぎです。 道路が広くなって混戦が無くなりました。(国家権力との) 軍隊の攻撃性が下がりました。 一般市民が少なく、大都市大暴れはっちゃく感が無くなりました。 前述のとおり、理不尽じゃなくなってしまいました。 そんなに普通がいいですか? そんなに汚れがいやですか? そんなにFFがいいですか?(ある意味関係ある) 無茶の道は外道の道ですか? 四角いものをまーるく収めれば解決ですか? 日本ですから!残念!ですか? 海は死にますか?山は死にますか?(もう完璧に冷静じゃない) もっと言いましょう。 願望と欲望は止まりません。 「法廷で不利な証言をする予定の怪我人が今日病院へ搬送される。 防弾ギブスで全身を固めてやがるので銃弾効かないし轢いても無駄だから爆殺してくれないかアミーゴ」 って言われたいんです。(GTA3テキスト参照) こんなもんやってられるかっていう難易度のミッションがやりたいんです。 街中ドリフト一発でガンガン巻き込まれる一般市民がほしいんです。 現実にありえないクラスのムチャクチャを見たいんです。(いや、ある意味リアルさではGTA3の方が上だ) そしてその難易度ムチャクチャを上回る、己の破壊のカタルシスと作戦のムチャクチャさでそびえ立つムチャクチャを乗り越えたいんです。 愛さえあれば世界をも曲げられる様を見せたいんです。 (※予断ですが私が思うに世界で一番強い力は愛です。愛=宇宙!です。引力すなわち愛!です。別にラブロマンスやらの話をしてるわけではありません。 一つのものに対する偏執的な愛情が自分の限界を超えるだけの力を生み出すのは別に奇跡云々の話ではありません。再度言います。別にラブロマンスの話ではありません。 例えばマザーテレサだって、結局人間に対する愛情が偏執的であっただけの話です。語り継がれる偉人も、逆に悪人も、結局根底は一緒で、 何かに対する偏執的愛情が原動力だったのだと思います。) 話しがそれてますね。すみません。 つまり何が言いたいか、というとやっぱりワタクシはこの「GrandTheftAuto」を愛しているのであって、 このシステムのままもっとムチャクチャしたいんだ! ということなのですよ。 というわけで。というわけで? まだまだGTAについては語りつくせぬところがあるのです。 よってまだまだGTAのテキストは続きますよ。 次回予定は、「よいこのじーてぃーえー」です。お楽しみに。お楽しみに?
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