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THE Elder Scrolls4


Oblivion


機種 Play Station3, XBOX360
発売元 SPIKE
発売日 2008/07/10 (プラチナコレクション)
ジャンル RPG
価格 3990円 (プラチナコレクション)
備考  
画面の美麗さ、

自由さに思いっきり騙されていってね!



◆ ストーリー ◆

あなたが感じたままがストーリーです。

というか自由度ウリにしてるんでねぇ。ストーリーもクソも無いんですよ。うん。

 

今回はネットの記事引用から始めたいと思います。


All About 日米RPG比較

すさまじい点数でSランクに上り詰めたmk2レビュー

Gpara.com プレイレポート

↑とりあえずここらへんを見れば俺がレビューするまでもなく終わってしまいそうな雰囲気ではありますが、

普段『生活の知恵!』とか特集してるAll aboutですら特集してるという異様さを感じていただけたらなぁと思い掲載しました。

あと内容説明。私がスクリーンショットもなくダラダラ書くより効果的ですよ。









上記のネット記事を読んでいただけたら、
ちょっと興味を持っていただけたかもしれません。
というわけで私のレビューを始めたいと思います。




上ではDQとの比較文を紹介しました。
その要点といたしましては、やはり自由度の違い。これを最大の重点として上げられていました。

ドラクエFFに代表される和製RPGの殆どが、決められた目的に向かって一本道にシナリオが組み立てられ、
逆にこの『オブリビオン』は何から何まで自由度が高く、何をしてもいいと。
この大きな違いから、オブリビオンがまさにRPG界の黒船のように紹介されいるんですね。

上記以外のあらゆる記事を検索、閲覧してみても、同様の紹介がなされています。

確かにその通りなんですよ。トンでもない自由度で、本当に何をしてもいい。間違ってません。




・・・ただ。です。

私がこの『オブリビオン』をプレイして感じたのは、まるで逆の感覚。

まるでRPGに始めて触れたような、凄く、なつかしい感覚がしたのです。








あれは私がまだ非常に幼かったころ。初めてコテコテのRPGであるDQ5をプレイした時のお話です。

まだその頃は、『フラグ』だとか『レベルアップ』だとか『強化魔法』だとか、
今となればRPGをプレイする上で基本となるシステムを一切理解できていませんでした。

イベントに関しても、
サンタローズの村、酒場で半透明になって見えているベラに本気で驚いてみたり、
パパスの死に開いた口がふさがらなかったり、
チロルを仲間にする方法が本気でわからず悩んでみたり、
結婚イベントにガキらしくマジで恥ずかしがってみたり・・・。

・・・他にもいろいろありましたが、
あの頃はストーリーが一本であることなんてまるで感じていなかったんですよ。

レベルアップは『ただの数値上昇』ではなくまさに『強くなること』であり、
『強化魔法』も、『常套手段』ではなく『何だかよくわからないけど強くなるもの』だったんですよ。

『強制イベント』の強制さなんて一切感じず、
世界を作るマップ、イベント、道具、装備、一つ一つに悩み、選択し、
無我夢中になってモンスターと、ボスと、魔王と戦えていた時代だったのですよ。
(『はがねのつるぎ』を買えた興奮は異常。)


つまりは、『RPG』が本当に『冒険』だったんですよねぇ。
『伝説の勇者の父親で主人公』である前に『一人の冒険者』だったんですよ。


ここで一つ。

あれだけキレイになってシステムも複雑になったFFや他のRPGに対して、
システム自体は古臭いDQにファンが多い理由って、
この辺のダマし方が上手いんじゃないかなぁと思いました。
数値とフラグ管理の巧妙さと言いますか。ゲーム感と冒険感の絶妙なブレンドと言いますか。
サガシリーズもそんな気がします。




冒頭で大赤字で『騙されていってね!』と書いていますが、

よく見れば透けてしまうフラグ管理や能力数値管理や一本道臭さ、
実はちょっとショボめの戦闘や、沢山あるけど実は殆ど意味が無い洞窟ダンジョン、
ドロップアイテムよりも遥かに強いものを作れる自作アイテム


などを超美麗なグラフィックや細やかに配置された無駄なアイテムやおかしなクエストの数々、
個性豊かにも程があるキャラクターなどで、
いい意味で欧米臭い悪いところを隠蔽して隠し、いい意味でプレイヤーをダマしてくれるゲーム。

騙して騙して騙しまくって、百戦錬磨のRPGプレイヤーにすら『冒険』を感じさせてくれるゲーム。

それが『オブリビオン』なんじゃないかなぁと思いました。

『初プレイのDQで感じた懐かしい感覚』とはまさにこの『冒険している感』であり、
『フラグを立てて進むグラフィックテキストコマンド戦闘ゲーム』と化してしまった、私のRPG感覚を大きく覆してくれるものだったのです。

次世代機の技術ってこういうことに使われればいいよねぇ・・・としみじみと感じました。

『ムービーがキレイ』じゃ、もう誰も騙せなくなってるんだと思うんですよ。きっと。

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