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MERCENARIES

機種 PlayStation2
発売元 EA GAMES
発売日 2005/4/28
ジャンル ACT
価格 7140円[税込]
備考 15歳以上対象

 

 舞台は北朝鮮。突如反乱を起こしたチョイ・ソン将軍に懸賞金が懸けられました。
 その額なんと一億ドル。
 世界の平和と賞金目当てに派遣されたのは、世界最強の傭兵派遣会社『Exops』のメンバーだったのです。

 国連軍、韓国軍、中国軍。ロシアンマフィア、そして反乱軍。
 それぞれの思惑が交差する中、傭兵は一人、戦い続けるのです・・・・。

 

 私は今まで、あらゆるジャンルの闘争を経験してきました。
 メタルギアにおける、全世界核戦争の危機との戦い。
 バイオ4における、怪物と化した村での戦い。
 GTAにおける、マフィア世界での生き死にの戦い。

 いずれも私のフェイバリットゲームとして、心の中に残っているのですが、あえて言いましょう。

 いずれも生ぬるすぎると。


 本物の戦争、本物の闘争、本物の命の取り合いを見せてやる、と。


 それが今回紹介する、この『MERCENARIES(マーセナリーズ)』なのです。
 もうとにかく素晴らしく凄まじくアレなのです。説明になってませんがいつものことです。


 ナニが素晴らしいって全てが素晴らしい。

 往年の戦争映画を髣髴とさせる気合の入った楽曲の数々。
 GTAのような自動ロックオンではないため、またバイオ4のような立ち止まっての狙撃でないため、右へ左へ動き回りながらのスピード感ある戦いの実現。
 戦車、戦闘ヘリに代表される、数多くの乗り物。
 それらを用いた戦略性溢れるミッション。
 常に爆音とモーター音と怒号が鳴り響く戦場の臨場感。
 そして一騎当千の傭兵を体現できる程よい難易度。

 何を取っても素晴らしい。何を取っても10点満点。

 褒めても褒めても褒め足りません。
 これぞ私が求めていた鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な闘争なのです。




 そして何と言っても破壊

 戦車で!ヘリで!重火器で!ニダー共を蹴散らすのが単純に最高なんですよコレ!
 今ならマジで理解できます。ヘルシングの少佐の気持ちが。
 手段(殺戮蹂躙)のために目的(敵最高指令を捕縛)を選ばない気持ちが!

 もうね。戦車乗った時点でスパークですよ。
 反乱軍歩兵連中が、効きもしないAKでペチペチやってくんの。

 ウゼぇよ蟻共!(砲撃)『ウアー!』(悲鳴の大合唱)


 こう、何て言うんでしょう。胸がすくような気持ちというか心躍るというか絶頂すら覚えるというか。
 もう最高に理解してもらえないのは承知のうえなんですけどね!
 きっと人間には食欲性欲睡眠欲破壊欲があるんだってこれも受け入れられそうにない話なのでおいといて。


 要するにここまで人間を引き込む臨場感がバツグンなんでしょうね。
 本気で気分はランボー。

 さすがに手製の弓とかそこまでマッシヴではないものの、C4による工作攻撃とか、鉄壁なんじゃねぇかと 思えるような敵の機銃掃射を右へ左へ反撃しながらかいくぐる感覚とか、今まさに戦場にいるというリアルファイト感が凄まじいんですよ。要するに。

 車で走っているときに、何処かの軍と反乱軍が今まさに交戦中だったり、仲間を連れて敵陣深くもぐりこんだり。
 GTAのように上空は無敵というわけではなく対空ミサイルで迎撃されたり。
 全く休息無しの『戦場感』が素晴らしいんですよ。




 よくあらゆる評価サイトで書いてある『GTA好きにオススメ』という文字。

 そうじゃないんだと。

 むしろ、GTAのポップナチュラル一方的殺戮があまり好きでない人にオススメしたい。
 愛とか夢とか希望とかそういう無駄要素が好きでない、ただ俺は戦いたいんだ!命の取り合いを!本気の一心不乱の大闘争をしたいんだ! という人にはオススメというか義務。マジで。

 それほどまでに素晴らしい出来。ロードがちと長い以外の欠点なんて全く見当たりません。




−−−−−−−−−−以上 ファーストインプレッション−−−−−−−−−−





 さて。第1印象で突っ走ってしまうのが私の悪い癖。
 およそ20時間プレイ後の冷静な感想を書くことにします。


 最初は素晴らしい素晴らしいと言っていたこの『マーセナリーズ』ですが、やはりプレイしているとちらほら欠点も見受けられてくるのです。


・『遊び』の部分が少ない

 うん。今思い返すとやっぱりGTAの方が面白いのかもしれないですね。
 そう思わせた第1要素がこちら。

 メインである 『依頼を受ける→ミッション達成→報酬をもらう→最優先賞金首の情報をもらう』という一連の流れの中に、その他の遊べる要素が少ないのです。
 GTAのような『隠しパッケージ集め』や『アルバイト型ミッション』の存在ですね。
 それらの不充実に加え、ナチュラルボーンキラー風殺戮が出来にくいのも難点。

 それぞれの勢力(依頼元でもある)メンバー(韓国軍兵士、国連軍兵士 など)を殺すと、それだけで罰金&好感度ダウン。好感度が最低になれば依頼を受けることすら出来なくなってしまいます。

 つまり、洋ゲー独特の理不尽な難易度ミッションに相対する息抜き馬鹿騒ぎがないのです。


 よくも悪くも真面目でリアル風味な作りということですね。


・『空爆』はあくまで他人任せ。

 よくよく考えたら痛いです。これ。
 だって壊してるのは自分じゃないんだもの!傍観してるだけなんだもの!
 オマケに金が非常にかかる、案外威力が低い(痛っ)

 そもそも敵の集中する場所ばミッション以外で存在しない&賞金首&それを守る集団に対しては使えない(賞金首を死なせられないため)やっぱり自分で戦闘機をチャーターするなりなんなりして、絨毯爆撃したかったですね。




 というわけで冷静に最終ポイントレビュー。(各ポイントは5点満点)

 難易度 ☆☆☆☆(洋ゲーは全部こんなもんだろう)
 音楽  ☆☆☆☆(他のレビューでは低い評価だが、個人的にはオールオッケー)
 爽快度 ☆☆☆(空爆は非常に新鮮。金はものすごくかかるが。しかし血が出ない
 操作性 ☆☆(慣れていないと案外辛い)




 総括
 GTAに比べると爽快感、自由度ともに足りないが、世界観が気に入れば良いのでは という程度。

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