MAX PAYNE
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自身初のロックスター 伝説はここから始まった。
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麻薬ジャンキーによって、娘と妻を殺された刑事マックス・・・・。 巨大な麻薬組織にたった一人で復讐を誓った彼は、傷つき、かつての仲間である警察に追われながら、次第次第に組織を追い詰めていく・・・。 一言でこのゲームを表現しましょう。 萌え。 ここで、勘違いされないためにも、『萌え』の辞書的意味を拾って見ましょう。 マンガ・アニメ・ゲームの少女キャラなどに、疑似恋愛的な好意を抱く様子。 特に「おたく好み」の要素(猫耳・巫女などの外見、ドジ・強気などの性格、幼馴染み・妹などの状況)への好意や、それを有するキャラクターへの好意をさす。対象への到達がかなわぬニュアンスもある。 ↓俺フィルターで変換↓ 漫画、映画、ゲームなどの男(漢)キャラなどに、擬似なりきり的な好意を抱く様子。 特に「おたく好み」の要素(二丁拳銃・不精ヒゲ(オヤジ)などの外見、シニカル、無口などの性格、冤罪をかけられた犯罪者・復讐を誓うなどの状況)への好意や、それを有するキャラクターへの好意をさす。対象への到達がかなわぬニュアンスもある。(そりゃあそうだ) ・・・・・・それはそれとして。 いや〜。本当に漢のゲームですよ。ストーリーも、難易度も。 まず難易度から言えば、敵の頭が非常によく、物陰に隠れる、逃げて体勢を立て直す、物陰から手榴弾を投げる、など今考えれば、『さすがロックスター!』というべきこだわりに満ちていました。 敵が弱すぎたら復讐フィルムノワール系は成り立ちにくいモンね! そして敵が強いかわりにコチラにも主人公らしいステキな必殺スキルが。 『バレットタイム』。 マトリックスで一世を風靡した、超スローからのカメラ回り込みが起こるアレです。 ダイビングから超スローが起こり、照準あわせが非常に楽になります。 そしてその間に敵に止めを刺せば専用カメラアングルが入りまさに気分はチョウ・ユンファ。 演出のカッコよさは、まさにアメリカ的、ハリウッド的です。 演出以外でも、プレイヤーの腕にあわせて細やかに難易度調整がされる上、敵はボスも含め決して硬いわけではないので、『必ずクリア可能である&上級者も満足&射撃の腕前上達をはっきりと感じられる』と、洋ゲーらしからぬ丁寧な作りが特徴でこれが『ロックスター』なのです。 ストーリーも復讐に生きる一匹狼の風情が非常に色濃く出ていてグッド極まりないですよ! 敵の死体を踏み越え・・・ 体に傷を負い・・・ 時に自らの振り切れぬ過去を思い起こし寂しく笑う・・・・。 やっぱこうでなくっちゃよ孤独な男の世界は! というわけで、主人公マックスは萌えキャラ。それはもう純度の高い奴。 では最後に、わかりやすい点数評価(各項目は5点満点) 難易度 ☆☆☆(コンティニュー推奨 ですが) 音楽 ☆☆☆(可もなく不可もなく・・・まあ、基本が『静』なのでよし) 破壊度 − (破壊要素は無し) 殺戮度 ☆☆☆☆☆(『バレットタイム』の爽快感と演出が、さらに気持ちを高める) 操作性 ☆☆ (洋ゲーは基本的にとっつきにくいのが多い) 総括 まさに男ゲー。爽快感は非常に高くいが難易度も案外と高い。(初期プレイ時) ヌルいストーリーに飽きたら是非やって見よう。 |