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Shining Force EXA (シャイニング・フォース イクサ)
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◆ ストーリー紹介みたいな ◆
前作『Shining Force NEO』の流れを組むアクションRPG。
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中古で買う予定だったのに、ついつい買ってしまった今回レビューの『Shining Force EXA』。 まあ買って良かったかなとは思っている。 システムの殆どは前作である『Shining Force NEO』と殆ど同じなので、あまり書くことはないなあ。 とりあえず、前作をやったことある人はすんなり入れると思います。 やったことがない人でも、どのように鍛えたらいいのか教えてくれる人がいるので、それを参考にしてみるのもいいでしょう。 アクションパートは、前作と変わらず爽快感があります。 初めこそ十字キーとアナログスティックを両方使うことに戸惑いを覚えるかも知れませんが、ある程度遊べば慣れてくると思います。 また、いつでも拠点に帰還できる「リターン」が使えるので、アクションが苦手な人でも少しずつ進めることができます。 前作と大きく違うのは、主人公が二人になり装備できるものが分けられたことです。 トウマは片手剣と両手剣、シリルは魔導書(前作の杖に当たる)とボウガン(前作の弓に当たる)と、それぞれ近距離、遠距離と特化されています。 前作は4つの武器が全て装備でき、どれを強化するかによって戦況が大きく変わりましたが、別の武器も強化していないと詰まる恐れがありました。 しかし、今作ではすでに役割りが分断されているので、どちらかで進めていて詰まったら交代してみることで先に進めなくなるという自体が避けられます。 あと、二人もいるとレベル上げとか手間がかかりそうなイメージがありそうですが、これはそんなことないです。 さすがに経験値だけは個人別ですが、後述するパワーアートの強化に必要なミスリルは一人が取ればもう一人も同じ量のミスリルが手に入るので、実質的には二人とも同じくらい強くなるのです。 とはいえ、レベル差がありすぎると能力にも差が生じるので適度にレベル上げをする必要はありますが、その頃になれば簡単にレベル上げができるのでさしも困ることはありません。 仲間も前作に劣らず個性豊かです。 前作に比べ人数は減っているけど、個人的にはこのくらいの人数が丁度良いですな。 それに人数が減ったおかげかそれぞれの役割りがはっきりしているので、状況に応じて仲間を切り替えていくとスムーズに進めたりします。 また、仲間に装備(というか命令)を変えることで攻撃パターンも変えることができるようになったので、より戦略性が増していい感じになっています。 ただ、何がどう違うのかはっきりわからない装備が複数あるのはいただけませんが。 パワーアートは前作のフォースフレームと同じで、名前が変わったくらいです。 パワーアートの種類も少し増えたので、強化のバリエーションが豊富になってます。 少し変わったのはその入手方法。 前作は敵を倒せばフォースフレームを落としましたが、近作では各地に点在しているパワーアート石版を調べて入手が殆どです。 進め方によっては入手しないまま終わることもあるので、マップは全域調べるくらいの根気は必要かな。 まあ、なくてもある程度は大丈夫だからいいけど。 既存システムばっかり話すのも何なので、新要素でも。 あんまりありませんが。 まず、主人公が二人になったこと。 これはもう書いたので省略。 次に、装備によって外見が変わります。 前作も外見が変わったような記憶があるのですが、武器と盾だけだったんですかね。 で、今作からは頭と身体の装備も変わります。 個人的にはどうでもいい機能でしたが、一部おかしな装備があるので思わずハマってしまった。 魔女っ娘の帽子があったり、どこぞの召喚士っぽい角があったり。 果てにはネコミミやウェディングドレスなど、どう考えてもフェチ丸出しなものまで出てきます。 こりゃもう、性能重視なんていってられないね! 個人的には「ウィッチハット」と「悪魔の儀式服」、「キャットイヤー」と「悪魔の儀式服」、「キャットイヤー」と「ノーブルホワイト」の組み合わせがいいね! というか「キャットイヤー」さえあればなんでもいいさね! ・・・まあ、ネコミミフェチはどうでもいいとして、話を戻しますか。 今作の拠点である「機動要塞ジオフォート」がモンスターに襲撃されることがあります。 このとき、ジオフォートに残っている主人公と仲間で迎撃することになります。 序盤は、ある地点を通過すると襲撃されますが、中盤から時間経過で襲撃されることになります。 とはいえかなりの頻度で襲撃されるはないし、襲撃時はメッセージも出るので直前に主人公を交代することもできるのでそんなに気を張る必要はありません。 また、ジオフォートは「コアメタル」を使うことでカノン砲やロボット工場などの施設を強化することもできます。 あと、フィールドには「封印の石」や「エンシェントアリーナ」など、通常プレイでは一筋縄ではいかないやり込みも多数あります。 ただ、これはやり込みというよりも自身の強化にも繋がるものなので、積極的に挑戦してみるといいでしょう。 前作の欠点として、中盤以降の敵の攻撃で即死する、というのがありましたが、今作でも中盤から即死することがあります。 しかし、主人公を交代してみたり、奥義を変えてみたりするなど、結構回避する方法があるので色々試してみるといいでしょう。 そこが改良されていて良かったのに、どうしてラストがああも締まらない終わり方をしたのだろうか。 本当に悔やまれる。 あとは、前作のマップの使いまわしとか気になるところがあるけど、まあ許容範囲でしょう。 最後におせっかいとも取れるアドバイスでも。 トウマは守りを固めるため常に片手剣でいきましょう。余裕ができたら両手剣で蛮勇を奮ってみるのもあり。 「無尽の体力」や「マスターガード」など防御系のパワーアートを優先的に鍛えるといいです。 シリルは序盤は魔法、中盤からボウガンを鍛えておくと進みやすいです。 魔導書はどれか一つの属性を中心に鍛え(炎がお薦め)、ボウガンは「吹き飛ばし攻撃」を優先的に鍛えるといいです。 装備は相当性能の差がない限りアビリティ重視で。 「チェインアタック」や「ライフドレイン」あたりがおすすめ。 ジオフォートの強化は「エナジー炉」と「バリアシステム」を優先的に強化しておけば、襲撃されたときに壊されにくくなるので余裕ができます。 あと、「レーダー」も強化しておけば探索時に大いに役立つので上げておくといいかも。 あとは、即死してもめげるな! |