nintendogs (ニンテンドッグス)
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◆ 紹介みたいな ◆ 子犬と一緒に遊ぶコミュニケーションゲーム。ついにゲームという枠を超えて、本当に犬を飼っているような感覚を覚える。 たくさんの犬種、アイテムがあり何度でも遊べるが、ワイヤレス通信による「すれ違い通信」がこのゲームを際立たせている。 3つのパッケージが同時発売されており、初期状態や入手できるアイテムの違いがある。
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過去に発売された飼育ゲームは、どこか現実味のないものでした。 例えば、いずぞや大ブームを巻き込んだ『たまごっち』。 エサやり、ペットを清潔にする、ペットと遊ぶ、と普段ペットと触れ合っていることと同等のことができました。 ところが、それはあくまでこちらが「これをしてくれ」と一つ命令を与えただけのこと。 実際に世話をしているという実感はひとしおです。 そんな“世話の実感”を味わえるのが、このニンテンドッグスです。 ニンテンドッグスがもたらした“世話の実感”とは、実際に触れ合っているかのようなことができることでしょう。 ニンテンドーDSのタッチ画面で操作することで、子犬に触れたり、こちらに注意を向けさせたり、あまつさえボール投げもできるのです! まさにニンテンドーDSの極みの作品の一つですね。 ニンテンドッグスでは、パッケージが3つあります。 それぞれにダックスフンドやチワワ、柴犬がプリントされております。 これは初期状態が違うだけで、中身は全く一緒です。 何が違うかというと、最初に飼える犬種や、手に入るアイテム、リフォームできる家などです。 しかし、たくさん遊ぶにつれて他のパッケージの犬種も全て飼えますし、リフォームできる家も全種類登場するので、ぶっちゃけどれでも良かったりします。(パッケージごとにレアアイテムがありますが) 聞いた話ですが、本当だったらニンテンドッグスに登場する15種類の犬種のパッケージを用意するそうだったんです。 なんでも、ゲームを買うときからどの犬にしようか決めてもらおうという、実際の選び方をさせようとしていたそうです。 ・・・すごい発想だよね。 さて、ニンテンドッグスのすごさはまだまだあります。 子犬に名づけた名前を呼ぶと、子犬が気がついてこちらに来てくれるのです! その愛くるしさといったら・・・、ねえ!(なんだ) これもニンテンドーDSのハードを活かされたものですね。 更に、教えた芸も実際に言うことで子犬が演技してくれます。(当然、仕込まなくてはいけませんが) 芸名はなんでも良く、「お手」でも「ハンド」でも「ウホッ」でもなんでもいいです。 おしりをふりふりさせる演技を「インリン」と名づける猛者がいたっけ・・・。 実際に触れ合える、音声も認識する。 これだけでも結構すごいですが、ニンテンドッグスといえばやはりすれ違い通信でしょう。 すれ違い通信とは、自分のニンテンドッグスと誰かのニンテンドッグスがすれ違うことで自分の子犬と相手の子犬が出会えます。 (実際はワイヤレス通信の範囲にはいったらなんだけど、そんなこといったら現実味がなくなっちゃいますけどね) 出会うだけでなく、アイテムのプレゼントやレコードに録音したものなども相手に通信され、さらに出会った履歴まで載ります。 やり方はとても簡単で、すれ違い通信を設定して、適当にぶらぶらするだけ! まさに散歩感覚です。 最近では、すれ違い通信中継所なんてものが設けられ、さらに通信がしやすくなってきてはいます。 まあ、残念なことに、ニンテンドッグスをやってる人自体が少なくなっていることはがっかりかな? まあ、子犬のグラフィックがしょぼいとか、思考パターンがどの子犬も一緒だとか、色々あるとは思いますが、そんなことは全然気になりませんよ? しいていうと、メッセージをサクサク飛ばせたらいいかなー、とか思う。 それでも、ニンテンドッグスの魅力はそんなことぐらいでは色あせません。 ニンテンドーDSを持ってるけど、ニンテンドッグスは持ってない方。 買おうかどうか悩んでる方。 やって損はないと思いますよ? (最近はニンテンドッグス人口自体少ないけどさ) ・・・犬より猫が好きだっていう人もやる価値はあると思うけどなあ。 |