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GAMEBOYWARS ADVANCE 1+2 （ゲームボーイウォーズアドバンス 1+2）
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◆ 微妙なご紹介 ◆ ゲームボーイウォーズシリーズ最新作。アメリカで先行発売されていた『1』と『2』をセットになっている。 基本操作は前作同様であるが、多くの要素を追加されている。 新たに登場したキャラクター「ショーグン」には各々能力に個人差があり、ショーグン特有の必殺技、「ショーグンブレイク」を発動することで形勢逆転を狙うことが出来る。 『1』は基本操作をミッチリ学べ、『2』では『1』にはなかった新しい地形や車両、ショーグンなど、新要素が登場する。
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・・・さて、オーサのレビュー第二弾です。 実はコイツ、『ドラゴンクエスト[』の発売日の前々日に出てます。なので少々影になっているのかもしれない。（CMはなかなかユニークだったけどなあ。） しかし！ ウォーズシリーズファンとしては見逃すわけにはイカン！！ と、いうことで発売日当日に買ってしまいました。 （ついでにゴディバに薦めたRivieraも買うつもりが、売っていなかったことは内緒だぞっ。） じゃじゃじゃじゃじゃあ、いきますよ。 上記の通り、ゲームボーイウォーズの最新作であるが、実はファミコンウォーズシリーズの最新作である。 アメリカでは、すでにゲームボーイウォーズアドバンスの『1』、『2』両作品が発売されており、本当であればこの両作品も日本で発売されるはずだったが、どういうわけか発売せず。 ところがどういった風の吹き回しか、『1』、『2』セットで発売。感謝感激モンです。 戦争モノの戦略シミュレーションと聞くと、どうも難しいイメージがあるのかもしれない。 各ユニットの装備や状態を把握し、敵の情報と自軍とを比較しつつ攻防を繰り返す、というようにやたらとやること気を配ることが多いゲームが多かった。（とはいえ、本当にそうなのかは実はよく知らない。） しかし、本ゲームはそういった複雑な要素は撤廃し、簡略化されたゲームなのである。 戦車にもレオパルトやティーガーなど多くの車種があるが（やっぱりよく知らない。）、このゲームでは軽戦車、重戦車とたった2種類しかないのだ。（生産できるものでは。） 陸軍は10ユニット、空軍は4ユニット、海軍は4ユニットの全18ユニットもの兵器で構成されている。 『2』では新型戦車という陸軍最強の車両もいます。（爆撃機や戦艦、ロケット砲には滅法弱いが。） 私は「人は石垣作戦」（勝手に命名）で歩兵やバズーカ兵（今までは戦闘工兵だった。）を好んで、まさにベルリンの壁のごとく前線に出しまくって戦車の行く手を遮り、遥か彼方から放たれる自走砲、ロケット砲の餌食にするという、歩兵の身になって考えてみろ！ このアホ将軍！！ と、罵声を浴びせられんばかりの無謀な作戦で、数々の島や大陸を制圧していました。 何故、この「人は石垣作戦」を好んで使っているのか。 それは本ゲームのシステムを上手く利用しているからである。 マップがスクエア式になっているんですが、陸海空全てが同じ縦の空間にいるので、例え空ユニットでも陸、海に敵軍がいたら通行できないんです。 オイオイオイ！ 普通そこは通れるだろ！！ いえ、ウォーズの世界は通れませんから。 ですから、「人は石垣作戦」によって歩兵で壁を作ってやることが結構得策だったりするのである。 ・・・でも、DS版のウォーズは空が隔離されちゃうみたい。 しかしです。本作にはこの「人は石垣作戦」最強説が崩れ去らんばかりに、新要素が絡んでくるんです。 それが、先制攻撃である。 この先制攻撃、戦の世界であれば当たり前に有利であって、状況を把握していない限り、ビームをぶっ放す軍師でないかぎり的確な迎撃の暇なんかないんです。 今までは、戦闘を起こすと敵味方同時に攻撃をし合うので、待ちの構えが明らかに得策だったが、本作では私の戦法には向かないのです。 先制攻撃をされると、幾らかダメージを負った状態で反撃するんです。明らかに不利です。 なので、同じように「人は石垣作戦」を実行すると、面白いように歩兵が蹴散らされる蹴散らされる。そしてあっという間にロケット砲が破壊され、自軍はてんてこ舞い。まさに思う壺です。 もともと積極性の無い、受け体勢の私がどうしてことを上手く戦況を変えられるだろうか、いや変えられる！！ そこは人間、切り替えが大事です。今まで一度も使おうと思わなかった兵器を次々に操り、巧みに戦況を覆していきました。 現にこのシステムのおかげで、相打ちで倒されやすかった対空戦車と潜水艦の生存率が上がりました。これは使うしかないだろ！！ ・・・ですが、またしても大きな壁が。 索敵です。あの暗いマップです。暗いマップですよ・・・。 更にリアルになりつつあるウォーズ。森や岩礁は接近しない限り、何が潜んでいるのか不明です。 なので、何も調べずに素通りしていると、森に隠れていた自走砲の餌食になっていたり・・・。 もう恐怖の毎日です。 でも、今作には大きな追加要素があります。 とても頼りになるショーグンです。 実は『スーパーファミコンウォーズ』にさりげなく将軍に能力があったんですが、それを更に個別化した人たちである。 レッドスター軍のショーグンの一人、マックスは接近戦は強いが間接攻撃は弱い、イエローコメット軍のキクチヨは全ユニットの能力は高いがコストが高い、といった具合に見てもわかるほど個人差があります。 初心者は、能力は至って平均というリョウを使うのが無難。 私は歩兵、バズーカ兵が強いドミノを使ってます。占領も早いし。当然「人は石垣作戦」はやってます。 そしてショーグンは能力の個人差だけではない。彼ら特有の必殺技、ショーグンブレイクがある。 このショーグンブレイクは意外にも強力で厄介な存在である。 ブルームーン軍のビリーは間接攻撃が得意なため、ショーグンブレイクを発動すると、間接ユニットの射程が一時的に伸びるのである。その上、能力も少し上昇しているので非常に厄介。 グリーンアース軍の空に強いイーグルに至っては、最行動である。洒落にならん。 このショーグンブレイクを上手く使うことで、戦局がガラリと変わってしまうこともあるので積極的に使いたいところ。 『2』になると、スペシャルブレイクも使え、更にとんでもないことになるが、ここでは割愛させてもらう。 ・・・反則気味なショーグンがいるんで。 訂正：全員ではなく、ある範囲のユニットのHPが8減らされます。 ゲーム自体の難易度は相変わらず丁度いいのだが、どこかにパターンが存在しているので、それを読めていると楽なのだがどうもアレだ。 アニメーションも携帯機のくせになかなかいい動きをしているので必見ではある。 シリーズ初心者は『1』からやるといいかも。遊びながらにして操作方法を覚えれます。 コンピュータ相手は、己の力を試すに過ぎない。真の相手は人間だ！！ 友達誘ってレッツバトル！ 母ちゃんたちには内緒だぞっ！！ |